【結論】心配しすぎに注意!家庭料理ならまず安全!!!
レジオネラ菌(レジオネラ属菌)は、自然界の水や土壌に広く存在する細菌で、特定の条件下で増殖し、人に感染することがあります。しかし、日常の飲食物から感染するリスクは極めて低く、適切な衛生管理を行っていれば、家庭での調理や飲食において過度に心配する必要はないと言われております。
ただし、レジオネラ菌について正しく理解しておくことで、過剰な不安を避けつつ、必要な衛生管理も見えてきます。
レジオネラ菌は基本「飲む」より「吸う」で感染???
レジオネラ菌は基本「飲む」より「吸う」で感染しやすいと言われております。
この子は自然界に広く存在する細菌のひとつで、主に水回りで繁殖します。特に注意が必要なのは、
- 温泉・ジャグジー
- 加湿器
- 空調設備の冷却塔 など
これらの場所では、細かい水のしぶき(エアロゾル)を吸い込むことで感染するリスクがあります。
つまり、水を飲んだり食べ物に少し触れたからといって感染する可能性は極めて低いのです。
え、なんで??
それは、胃酸が強力なバリアになるから!
レジオネラ菌は熱や乾燥に弱く、さらに私たちの胃酸はこの菌をしっかり殺菌してくれます。
感染するためには、菌が「肺」に到達しないといけません。ですが、飲んでしまえば、
- 胃でしっかり殺菌される
- 腸まで届いたとしても、体に吸収されにくい
というわけで、「飲食物でうつる」ことは、通常はありえません。
こんなときは注意!
それは、汚染された水を使うとリスクが潜んでいる時です!!
油断は禁物です。
- 家庭用加湿器の水をずっと変えていない
- シャワーヘッドにぬめりがあるのに放置している
- 井戸水などを未処理で飲料・調理に使っている
こうしたケースでは、レジオネラ菌が繁殖している可能性が高まり、特に免疫力が落ちている高齢者や乳幼児は注意が必要です。
もし井戸水や湧き水などを使う場合は、必ず一度煮沸する、または浄水器を通すなどの対策をとりましょう。
実際どうなの?
ちょも氏調べました!!!
厚労省や研究結果から見る「飲食物とレジオネラ菌」厚生労働省の資料や研究報告によると、これまでの感染事例のほとんどが「吸入によるもの」。 飲食物から感染したという例は、極めて限定的で、主に医療機関などの特殊な環境に限られてるとのこと!!!
つまり、一般のご家庭で普通に調理し、普通に食事するぶんには、レジオネラ菌によるリスクはほぼゼロに近いのです。
まとめ:レジオネラ菌を正しく知って、安心して食事しよう🍽️
レジオネラ菌は「吸い込む」ことで感染することが多く、飲食物からの感染は極めて稀です。
- 胃酸で殺菌されるため「食べても問題なし」
- 特別な環境(医療現場・施設など)での感染が中心
- 家庭料理では、基本的な衛生管理をしていれば問題なし
心配しすぎず、でも適度に注意して、日々の食事を楽しみましょう☺️
もちろん、
- 野菜はしっかり洗う
- 調理器具は清潔に保つ
- 水は新鮮なものを使う
といった基本的な衛生管理は大切です。でもそれさえ守れば、毎日の料理にレジオネラ菌の心配をする必要は、ほとんどないのです。
🔍参考文献・出典
- 厚生労働省|レジオネラ症について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/legionella/ - 国立感染症研究所|レジオネラ症とは
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/468-legionella-intro.html - 東京都健康安全研究センター|レジオネラ症に関するFAQ
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kenkou/infekushon/disease/legionella_faq.html
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