そもそも古古古米とは?!古米との違いって?
まず、古古古米とは何か。
通常、お米は収穫された年によって「新米」「古米」と分類されます。
- 新米:その年に収穫されたお米
- 古米:収穫から1年以上経ったお米
- 古古米:収穫から2年以上経ったお米
- 古古古米:収穫から3年以上が経過したお米
つまり「古古古米」とは、3年以上前に収穫され、長期間保存されたお米のこと。もちろん腐っているわけではありませんが、食味は大きく劣化しており、風味や粘りが落ちているのが特徴です。
なぜ今、古古古米が話題に?
5月30日の「サン!シャイン」では、政府備蓄米の入札において、“古古古米”が流通し始めている実情が報道されました。
番組では農林水産省の資料とともに、次のような背景が紹介されていました。
- コロナ禍や消費減退で余ったお米の供給調整
- 備蓄用として政府が購入した米が、3年以上経っても放出されず
- それが今、食料価格高騰の影響で一部市場に出回り始めている
谷原章介さんも「食の安全だけでなく、食の価値そのものを見直す必要があるのでは」とコメント。SNSでも「古古古米って初めて聞いた」「食べても大丈夫なの?」といった声が多く見られました。
みんな気になるよね?味や品質はどうなの?って・・・
フジテレビ系列「サンシャイン」(2025年5月30日放送)では、谷原章介さんが実際に古古古米を試食し、その味について「思ったよりも美味しい」とコメントしていました。中でも印象的だったのは、
「味わいがあっさりしたのが好きな人は古古古米が好きだと思う!」
(引用:フジテレビ『サンシャイン』2025年5月30日放送)
あっさりしたものが好きなことで有名な私ですが、
古古古米手に入ったら早く口いっぱいに頬張りたい・・・
また、古古古米は新米に比べ、あっさりしてるので、いろんなご飯のお供が合うと思います。
味があっさりしている分、ご飯そのものを味わう!というより、おかずの邪魔をしないという点で
様々なご飯のおかずを受け入れてくれるのは古古古米なのではないでしょうか?!
古古古米をおいしく食べる工夫とは?
では、そんな古古古米を家庭でおいしく食べるにはどうすればいいのでしょうか?
以下のポイントを意識すれば、グッとおいしさが引き立ちます。
吸水時間を長めに
古いお米は水分を吸収しにくいため、30分以上しっかり浸水させてから炊きましょう。
水加減は少し多めに
ふっくらと炊くために、通常より1割程度多く水を加えるのがコツ。
おいしくリメイク!
炊きたてがやや物足りないと感じる場合は、リメイクがおすすめ。
- チャーハンやピラフに
- 雑炊やリゾットに
- 米粉にしてお菓子や天ぷら粉に
水分や油分を含む調理で風味をカバーできます。
古古古米をどう活用する?おすすめ商品と注目ショップ
最近では、「訳あり米」「業務用ブレンド米」として販売されている中に、古古古米が含まれていることも。以下のような活用法があります。
- コスパ重視のまとめ買い(5kg〜20kg)
- 災害用備蓄として購入
まとめ:古古古米から見える“これからの食”
「古古古米」という言葉は、ちょっとインパクトがありますが、その背景には日本の食料自給や備蓄の問題、そしてフードロスなど、私たちの暮らしに深く関わるテーマが潜んでいます。
普段何気なく食べている“お米”に、少しだけ意識を向けてみることで、より豊かで賢い食生活が実現するかもしれません。
「古古古米」も工夫次第でおいしく楽しめる食材のひとつ。
ぜひ一度、挑戦してみてはいかがでしょうか?
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